世界的に見て日本は長寿国ですが、介護などの必要がなく日常生活を支障なく過ごせる期間を示す「健康寿命」をみると、平均約73歳(厚生労働省、2016年の推計値)で、平均寿命とは約10年の差があります。

つまり、約10年もの間、何らかの介護支援が必要となってくるのです。

一般的に筋力や体力(身体活動量)は20歳代がピークで、30歳以降は10年で5~10%ずつ低下していきます。

20歳代を基準として体力が30%以下に落ちると、自立した生活ができなくなり、要介護や寝たきり状態になってしまいます。

日常的に運動をしている人としない人では、この30%ラインを超える年齢に15~20年もの開きがあると言われています。

人それぞれ、筋力も違えば体力も違います。それを踏まえて、健康寿命を保つための年代ごとの1日の目標歩数の目安を調べると

定年後(60~64歳)は8,000歩
前期高齢者(65~74歳)7,000歩
後期高齢者(75歳以上)5,000歩

となっています。

【5,000歩 の効果】
 距離:約3.5km
 時間:50分~60分
 消費カロリー:150キロカロリー

1日5,000歩のウォーキングを続けることで、認知症や心疾患、要介護、脳卒中の予防につなげられます。

年齢を重ねるごとに、避けては通れないのが筋力の低下であり、転倒や骨折のリスクが高まる大きな要因です。

5,000歩を目標に歩くことで、運動能力の低下予防になり、要介護状態になるリスクを減らすことができます。 

スメラレサービスは、人それぞれのペースはありますが、1日5,000歩ウォーキングすることを目標としています。
歩く目標歩数を決めて、私たちと楽しくウォーキングしましょう。